Earth, Wind & Fire

SONG YEAR LANK
Fall In Love With Me 1983 100
Let's Groove 1982 33
After The Love Has Gone  1979 38
Boogie Wonderland  1979 57
September  1979 78
Serpentine Fire  1978 77
Sing A Song  1976 59
Getaway  1976 79
Shining Star  1975 6
That's The Way Of The World  1975 59

About Earth, Wind & Fire

アース・ウィンド・アンド・ファイアー (Earth, Wind & Fire) は、アメリカのファンクミュージック・バンドである。

人気を博した1970年代の全盛期は、モーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツインヴォーカルに重厚なホーンセクションが特徴であった。

1980年代前半には、他バンドに先駆けてコンピューターを利用した電子音を採り入れ、実験的な曲創りにも取り組んだ。

 

モーリス・ホワイトは、初期はジャズ・ドラマーとしてラムゼイ・ルイスのバンドに参加していた。

彼のバンドを離れた後、1969年にシカゴにて、『ソルティ・ペパーズ』を結成、キャピトルからシングル"La La Time"を残す。

 

1970年には、活動拠点をロサンゼルスに変え、バンド名もアース・ウィンド・アンド・ファイアー(以後EWF)と改名。

占星術によると、モーリスはEarth, Air & Fire(土と空気と火)の要素があるが、馴染みやすく、Earth, Wind & Fire(土,風そして火)と名づけた(当時の人気バンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの模倣という説もある)。

ワーナーと契約、モーリスの兄弟のヴァーダインにフレッドを含めた10人の大所帯バンドとなる。

2作リリースするがヒットはせず、バンドは一度解散する。

 

1972年にコロムビア・レコードに移籍、フィリップ・ベイリーやラルフ・ジョンソンが加入。

コロムビアには、以後1990年まで在籍する。1973年に、Head To The Sky(『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』)をリリースし、ゴールド・ディスクを獲得する。

1975年には、That's the Way of the World(『暗黒への挑戦』)を、同名の映画のサウンドトラックとしてリリースし全米アルバム・チャート第1位を獲得するが、映画はヒットせず。

この映画にはモーリスも出演しており、彼等の貴重なライヴ映像も観ることが出来る。

 

1976年に、モーリスは自己プロダクション、カリンバ・エンタテインメントを設立。

モーリスは、"Boogie Wonderland"に参加している「エモーションズ」等をプロデュースしている。

1978年には、CBS/コロムビアの元、ARCレコードを設立。レーベルの第一弾としてベスト盤The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1をリリース。ヒット曲"September"の初収録アルバムがこれになる。

 

1980年に、2枚組の大作Faces(『フェイセス』)を発表した頃から、彼らのサービス過剰とも言える音楽性がリスナーに飽きられ始める。

1983年に発表したElectric Universe(『エレクトリック・ユニヴァース』)では、ついに大きな売りであったホーンセクションを捨て、電子楽器中心のサウンドを展開させるが、人気の凋落に歯止めを掛けることは出来ず、活動を一時停止、各メンバーはそれぞれソロ活動に移る。

この間、フィリップ・ベイリーは1984年にフィル・コリンズのプロデュースでChinese Wallをリリースし、"Easy Lover"をヒットさせる。彼は以後も不定期ながらソロ活動をしている。

モーリスも1985年に唯一のソロ・アルバムとなるMaurice Whiteをリリースし、"I Need You"をヒットさせる。

 

1987年にTouch the World(『タッチ・ザ・ワールド』)をリリースし、活動を再開。

1990年発売のHeritage(『ヘリテッジ』)を最後にコロムビアより離れ、ワーナーへと戻り、1993年にMillennium (『千年伝説』)をリリース。

その頃よりモーリスはプロデューサー業を強化するようになり、1994年の全米ツアーには参加せず。

モーリスは1995年のライヴ活動もリタイア。1996年に自主レーベル、カリンバ・レコードよりアルバムが制作され、avex traxよりAvatar(『アヴェタ』)のタイトルで日本先行発売された。

海外版としては、このアルバムは翌年にIn the Name of Loveとリタイトルと再構成され、ライノより翌年にリリースされる。

モーリスはこのアルバムを最後にプロデューサー業に専念するようになり、以後の活動はフィリップが中心となっている。

 

1997年にモーリスは神経性障害と診断される。

「パーキンソン病ではなく、元々神経質であることと、度重なるストレスから、震えが伴うことがある」とモーリスは発言していたが、後にやはりパーキンソン病を患っていたことが明らかになる。

2004年の来日公演には同行する。2007年にはスタックス・レコード(コンコード・レコードにより復活)より、EWFのトリビュート・アルバムInterpetationsをリリース。

モーリスは、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてこのプロジェクトに参加。

 

2009年12月、4年ぶりの来日公演が東京と大阪、札幌で行われた。

この時、翌2010年は結成40周年目の記念としてモーリスを加えての記念ライヴが行われるとアナウンスされたが、バンドでのライヴは叶わず、日本ではフィリップ・ベイリーのソロライヴのみが行われた。

 

2013年には22年ぶりにソニー・ミュージック(コロムビア)に戻り、9月にNow, Then & Foreverをリリース。

ラリー・ダンが復帰し、原点回帰をテーマにしたサウンドとなる。限定版にはボーナスCDが付録する。

 

メンバー

 モーリス・ホワイト

 フィリップ・ベイリー

 ヴァーダイン・ホワイト

 ラルフ・ジョンソン

 ジョン・パリス

 B. デビッド・ウィットワース

 グレッグ・ムーア

 モリス・オーコナー

 ゲイリー・バイアス

 ボビー・バーンズ・ジュニア

 クリスタル・ベイリー

 キム・ジョンソン

 レジー・ヤング

 

  • 活動期間 1969年 -
  • レーベル コロムビア・レコード、サンクチュアリ・レコード
  • 公式サイト EarthWindandFire.com

 

ウィキペデアより抜粋

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